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もっと、こどもの近くにーHoiClue初のリトルプレス『こどもこなた』が完成しました!

竹原 雅子
更新日:2022/07/29 掲載日:2020/11/20
もっと、こどもの近くにーHoiClue初のリトルプレス『こどもこなた』が完成しました!

かねてからみなさんにお知らせしていた、HoiClue初(発)のリトルプレス『こどもこなた』が、ようやく完成しました!!

10周年を記念して発刊した『こどもこなた』は、その企画から編集までHoiCuleに関わるスタッフのみで作り上げました。

人生初の本の制作、右も左もわからずに突き進む中、コロナ禍という壁にぶつかったりしましたが…つくろう!と決めたその日から約10ヶ月。
おかげさまで、みなさんのもとに届けられることとなり、幸せいっぱいです。

今回はできたてほやほやの『こどもこなた』について、制作スタッフのおすすめやこだわりポイントを紹介させてください!


HoiClue初のリトルプレス『こどもこなた』とは

「こなた」は、“こっち”“こちらがわ”という意味。
読むことで、子どもとの距離がもっと近くなる一冊になったらいいなぁ。
タイトルには、そんな思いを込めました。

こどもの世界を、のぞいてみよう。
こどもの目線で、見つめてみよう。

2つのテーマで作った『こどもこなた』は、右から開いても、左から開いても楽しめるようになっています。

こどもの側でその世界におじゃましてみる。
時には、大人もこどもに帰ってみる。
そんな感覚で、ページをめくってみてくださいね。

『こどもこなた』

制作・発行/こども法人キッズカラー
サイズ・ページ/B5判 32ページ
価格/1,320円

ご購入はこちら
HoiClueオンラインストアは2022年7月29日をもちま して閉店いたしました。
長い間のご愛顧、どうもありがとうございました。
今後こちらの商品は「Kids Color(キッズカラー)オンラインストア」 にて販売いたします。 

【内容】

・まぁいっか暮らしは、子ども日和。〜りんごの木子どもクラブ 柴田愛子さん ロングインタビュー

・こどもと一緒に出会いたい(インタビュー/絵本作家tupera tuperaさん、プレイワーカー関戸博樹さん ほか)

・のぞいてみよう、彼らの世界。
 コドモコトノハ「もうすぐっていつ?」(コラム/保育者 青山誠さん)
 カメラを持ってでかけてみたら(写真/「うみのこ」のこどもたち)
 あそび跡(写真・文/雨宮みなみ)

・コドモガラクタラボ〜こどもの“やってみたい!”をたのしむ場所

・あのひとのことば(インタビュー/汐見稔幸さん、大豆生田啓友さん ほか)

・こどもから生まれたあそび(工作アーティスト吉田麻理子さん)

・子どもと、絵本と、そこにいる大人と。ー 福音館書店「こどものとも」編集長 関根里江さん✕HoiClue代表 雨宮みなみ対談ー

・みずあそび(描き下ろしまんが 作/ながしまひろみさん)


▲2つのテーマに沿った内容で、左右両面開きで読めるようになっています。それぞれの視点でお楽しみくださいね。


▲巻頭インタビュー「まぁいっか暮らしは、子ども日和」。柴田愛子さんに、子どもの隣りにいるときの“心づもり”についてうかがいました。


▲大人と子どもの日常のひとコマがギュッと詰まったまんがは、人気マンガ家・イラストレーターながしまひろみさんによる描き下ろし。心温まるおはなしです。


『こどもこなた』完成によせて〜HoiClue 雨宮 みなみより〜


雨宮みなみ/HoiClue代表、『こどもこなた』発行人

作り手である私たち自身も、改めて"こどもの世界"に触れ、そのおもしろさや奥深さに心くすぐられながらの『こどもこなた』制作。

みどころは?と聞かれたら、表紙からなにから、"すべて"というのが正直なところ。
この冊子を手にとるタイミングごとに、心に響くものや感じ方がちがうから不思議です。
いつでも手元においておきたくなるような、こどもを近くに感じられるような、そんな一冊で在れたらうれしく思います。



ぜひ読んでほしい!見てほしい!〜制作スタッフおすすめのみどころ〜

ながしまひろみさんが書き下ろしてくださった、オリジナルまんが「みずあそび」
あたたかで優しいイラストで描かれる、ある女の子と大人の日常の一場面。思わずくすっと笑ってしまう、でも心にじんわりと響いてくる子どもの感性に触れ、読んだ後にはきっと、今、隣りにいる子どもとの一瞬一瞬を、よりかけがえのない大切なものに感じられると思います。

三輪 ひかり/企画編集・ライティング担当

今回『こどもこなた』のロゴをつくるにあたり、無造作に置かれたおもちゃや、子どもたちの個性を、かたむきで表現しました。また、子どもと関わる大人たち、それぞれ違った視点を本に盛り込むために、冒険的な左右両開きかつ表紙のタイトル帯も縦横で織りなすデザインにしました。
情熱も作品も笑顔も泣き顔も、まるで人という宝箱を覗いている感じです。ぜひ、どうぞ。

中埜 幹夫/デザイン担当

工作アーティスト吉田麻理子さんの「こどもから生まれたあそび」。
シンプルだからこそ、子どもも大人も面白がれる遊びで、デザインしながら私も子どもと一緒にやってみたくなりました。
吉田さんの娘さんが描くイラストも、なんとも言えない可愛さ。誌面を通して、わくわく、ウズウズしてくださると嬉しいです。

小川 彩/HoiClue編集部 デザイン担当

「子どもと、絵本と、そこにいる大人と。ー 福音館書店「こどものとも」編集長 関根里江さん✕HoiClue代表 雨宮みなみ対談ー」。
『ぐりとぐら』『しょうぼうじどうしゃ じぷた』…子どもの頃から親しんできたロングセラーの絵本たち。不思議と今でも変わらずその世界に入り込んでいけるのは、偶然ではなく、作り手のみなさんが一冊一冊にかける時間と想いがあってこそでした。
そして読み手である子どもたちに向けるまなざしの深さは、保育者のみなさんにも通じるものがあるんじゃないかな、と感じます。

竹原 雅子/HoiClue編集部 編集担当

***

『こどもこなた』ぜひ一冊、手にとっていただけたら。
そして子どもたちをもっと近くに感じていただけたら嬉しいです!

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HoiClueオンラインストアは2022年7月29日をもちま して閉店いたしました。
長い間のご愛顧、どうもありがとうございました。
今後こちらの商品は「Kids Color(キッズカラー)オンラインストア」 にて販売いたします。